社会人&大学生向け 技工士科 進路相談

日程2023年12月25日~12月28日、2024年01月04日~01月08日、時間帯9:00~17:00
歯科技工士のイメージイラスト

歯科技工士を志す社会人や大学生の皆様へ、進路相談を行います!

忙しい日常の中で、歯科技工士の道を進むためには多くの決断が必要です。本校では、経験豊富な教員が進路相談を提供します。

国家資格を取得し、新たなスキルを身につけ、歯科技工士としてのキャリアを築く道を歩みましょう。また、本校独自の奨学金制度や国の給付金制度を利用すれば、経済的な負担も軽減可能です。

多くの社会人の方々が本校に入学し、現在は様々な分野で活躍しています。彼らの成功体験からも学び、あなた自身の成功への第一歩を踏み出しましょう。

未来の歯科技工士としての夢を実現させるためにサポート致します。ぜひお申し込みいただき、一緒に素晴らしい未来を描いていきましょう。

社会人から歯科専へ 卒業生の紹介

社会人を経て本校へ入学し、歯科技工士へキャリアチェンジした卒業生を紹介します。

営業職から歯科技工士
遠藤 豊和さん
35期生 2003年卒
卒業後は歯科医院に勤務。専門学校時代の同期の方とご結婚され、現在は独立してご夫婦で歯科技工所を経営されています。

Q. 入学前は何をしていましたか?

専門商社の営業職を退職してアルバイトをしながら自分に合う仕事を探していた。

Q. 入学しよう(歯科技工士になろう)と思ったきっかけは?

安定しているイメージのある医療系の業種を探している中で、国家資格であり病院勤務だけでなくメーカー勤務、海外勤務や独立して歯科技工所を開設できるなど、比較的自由度のある職業であると感じたから。

Q. 入学前に不安はありましたか?

楽観的な性格もあり大きな不安は感じなかった。しっかり授業を受講すれば国家試験に必要な知識や技術は得られると考えていた。

Q. 在学中、大変だったことは?

授業の流れに沿って様々な技術を習得しなければならないのは大変だった。

Q. 在学中、良かったことは?

現役学生だけでなく様々な経歴を持った年齢の異なる仲間たちと一緒に学習する中で、多くの刺激を受けとても楽しく生き生きとした学校生活が送れたこと。

Q. 実際に資格を取得して良かったことは?

歯科技工士の資格は業務独占資格であり歯科医師及び歯科技工士以外の者が業務に従事することが出来ない専門的な職業に就けたこと。また一旦離職したとしても復職が比較的容易にできる職業であること。

Q. 卒業して何か変わりましたか?

医療全般に対する意識が変わった。自分の体や健康を気にするようになった。

Q. 今現在どんな仕事をしていますか?

独立して歯科技工所を開設し、夫婦で歯冠修復・歯科矯正を専門とする技工業務に従事している。修復物や装置等の制作だけに止まらず、専門的見地から歯科医師に対し新しい技術や装置等の紹介、提案なども行っている。

Q. 現在の幸福度は10スケールで言うと、いくつくらいですか?

(0:どん底 5:普通 10:最高潮)

8くらい。

Q. 社会人で入学を迷っている方に一言お願いします。

歯科技工士は口腔内の修復物、装置制作を行うことができる専門的な資格であり、審美的なものから生命の質を維持・向上させるための装置まで様々なものを創り出すことの出来る職業です。

近年、歯科医療及び歯科技工の分野にも新しい技術が次々に開発され飛躍的な技術的進化を遂げていますが歯科技工士は比較的年配世代が多く、新しい技術を担う世代が少ない状況です。専門学校で新しい技術を学び即戦力として社会に貢献できるまたとない時期であると感じています。自己研鑽を続けていけば引く手数多な技工士なること間違いなしです。ぜひ一緒に頑張りましょう。

子育て真っ只中での入学
髙橋 保江さん
49期生 2017年卒
2人のお子様を育てながら40代で本校へ入学。現在はマウスピース型矯正装置の企業でトレーナーの仕事に就かれています。

Q. 入学前は何をしていましたか?

関西の大学を卒業してからは貿易関係の仕事やリクルートで営業の仕事をしていました。地元の国際交流協会で映画祭や国際フェスタなどのイベント企画にも携わったこともあります。

結婚後は2人の息子に恵まれましたので、下の息子が幼稚園に入るまでは育児家事の傍ら合間を縫って空いている時間に臨時収入が得られる程度のパートの仕事をしていました。派遣社員で一般企業の事務員や子供英会話の講師、塾の講師などです。

Q. 入学しよう(歯科技工士になろう)と思ったきっかけは?

まず、40歳を過ぎてから「資格をとろう!」と思ったのは、上の息子が小学一年生になったときにオーストラリアのパースに約1年間語学留学させるため私と下の息子も一緒に現地滞在したことがきっかけでした。ふと、私が海外で仕事をするとしたら何ができるのかを思い立ち、現地で少しリサーチをしました。当時の私は日本の大学の英文科を卒業しただけで、資格といえば英語とパソコンに関する知識以外は特に資格という資格、技術という技術はありませんでした。当時40歳。ワーキングホリデーの年齢制限も超えておりました。

当時のパースの求人内容といえば、美容師や日本料理人であれば明日からでもウェルカムといった印象です。海外で働くことは一定レベルの語学力は必要でしたが、それよりも「技術力」が必要なのだと、その時に強く感じたことを今でも鮮明に覚えています。

帰国後、女性が自立できる資格をネットで検索しました。その結果、3つの資格にたどり着きました。一つは「看護師」。二つめは「歯科衛生士」。そして三つめが「歯科技工士」でした。

看護師については直接看護学校に見学に行きました。しかし、人命にかかわる仕事は私には荷が重すぎると、見学当日に断念しました。

では、なぜ数ある資格の中から歯科衛生士と歯科技工士を最後の選択肢に残したのか。

私は浅はかにもカリエス(むし歯)が原因で奥歯1本を若くして失っています。もともと歯並びはかなりひどかったと記憶しています。なぜか大人になってから歯並びにかなりのコンプレックス抱きはじめ、成人になってのち歯の自費治療にお金をかけるようになりました。今では私の口腔内には立派な国産車が買えるほどの額の補綴物が入っています。そのような実体験から、歯にかかわる仕事は絶対になくなることはない、それよりもむしろ将来性のある仕事だ、そう確信したからです。世の中の歯に悩みを抱える人たちにとって、健康な歯を取り戻すためには金額の大小にかかわらずお金を投資せざるを得ないものなのです。もともと、ものづくりが大好きだったこともあり、歯科技工士という職業には特に傾向していきました。

ある日のこと、自宅近くの道沿いに歯の形をしたおしゃれな看板を見つけたことがきっかけで、飛び込みでドアをノックしました。そこは小さな歯科技工所でした。その時に歯科技工士というお仕事を詳細に教えてくださった歯科技工士H氏には感謝してもしきれないくらいです。歯科技工士の「大変なところ」や「やりがいのあるところ」を包み隠さず教えてくださいました。そして、私の年齢でも「技工士としての可能性はゼロではないよ」と、背中を押してくださったのです。

私はその瞬間「歯科技工士になる!」と心に誓いました。H氏には今でも御恩を感じています。

Q. 入学前に不安はありましたか?

はい、もちろん不安だらけでした。まず、学費です。二年間で自分の貯蓄から二百万円を超える学費を捻出しました。雇用保険の補助金制度なども当時は手厚くあったようですが、パートタイマ―の私には国の補助は一切期待できず、すべてを自費で負担しました。

もう一つは、育児家事の負担を誰に託すか、です。幸い幼稚園が延長保育を受けいれてくれたので、夜7時前まで預かってもらいました。家事については要領よく手を抜くことにしました。母親にもどうしても助けが必要なときは頼りました。

一番困ったのは子供たちが熱を出して看病しないといけないときでした。子供たちを看病する数日間は専門学校を休まざるを得ず、出席率の不足分をカバーするために夏休みに費用追加で補講を受ける、というしわ寄せがどうしてものしかかってきます。

あとは、クラスの同級生と仲良くできるかどうか、もちろんこれが一番の不安でした。一人で孤立するのだけは避けたい、と入学前から思っていたので、親子ほど歳の離れたクラスメイトになるべくこちらから話しかけるようにしていました。幸運なことにクラスメイトの中には社会人経験者もおり、私と同じ2人の子供を持つ女性もおりました。

これは偶然の話になりますが、私の中学時代の同級生がその娘さんの入学式に参列していて、私は彼女と数十年ぶりに入学式で再会しました。つまり、私はお母さんとも娘さんともクラスメイトになったのです。

クラスメイトと机を共にして学んでいると、数日のうちにこの不安は吹っ飛びました。年齢、性別など関係ないと感じさせてくれたのはクラスメイトのほうだったからです。心から気さくで明るい彼ら彼女らにクラスメイトとして恵まれて、私はラッキーだったと今でも思っています。

Q. 在学中、大変だったことは?

子供たちが急に熱を出したり病気になったりで、急遽、学校を休まざるを得ないことが少なからずあったこと、育児家事の傍ら子供が寝静まってから宿題やテスト勉強を遅くまでしていたこと、40歳を過ぎてから小さな字を読み書きする機会が増えたことで一気に老眼がすすんでしまったこと、これらが私にとってはとても大変でした。

老眼がすすんでしまうと小さなものが見えづらくなります。つまり、咬合面の裂溝など目をシバシバさせながらワックスアップしていました。「老眼」というのは私の人生において予期していなかった出来事だったのです。当時の私は、技工士を選択したことを後悔する一歩手前でした。しかし、この逆境が私をデジタルという新たな技工技術への道へと導いてくれたのだと、今では老眼すら前向きにとらえています。

Q. 在学中、良かったことは?

若いクラスメイト達の活気あるエネルギーを共有させてもらえたことです。何よりも明るい、前向きな感性をもつ最近の若者と勉学を共にできたことは、私にとって2度目の青春時代のようでした。年一回開催される衛生士科とのクラス対抗ソフトバレーボール大会では、一致団結して優勝できました。あの時は自分でも20歳は若返ったのではないかと思うくらいハツラツと体が動きました。

私は在学中から技工の技術やセンスはどちらかといえばクラスでも低いほうでしたので、その分、学科ではクラスの上位をキープしようと勉強は大学受験当時を彷彿させるほど熱心に取り組んだ記憶があります。その甲斐あって、全国模試では1位をとることができましたし、卒業時には香川県歯科医師会会長賞をいただくことができました。技術力のなさを補完するための鎧として、当時の私は頑張っていたのだと思います。

Q. 実際に資格を取得して良かったことは?

歯科技工士は国が認可した国家資格の一つです。

国家資格は、その資格者でなければ携わることが許されない特別な職種に与えられた特別な資格です。その資格を得られたことは、私にとっては大きな「自信」となりました。

歯の知識を国に認められることによって、歯の形態や製作過程において、歯科医師と対等に話ができることもあります。私の尊敬する歯科技工士の中には、トップセラミストという世界中の技工士や歯科医師から尊敬されるお立場にある技工士もいらっしゃいます。今のデジタル技工とアナログ技工の融合した時代の中でリーダー的存在として活躍している歯科技工士もたくさんいらっしゃいます。

歯科技工士は、確かに国家資格の一つです。それは、私たちに自信と勇気を与えてくれます。しかし、その資格を持っていることに甘えてはいけません。常に、勉強し続けなければ、学んだことを形にし続けなければ、その資格はただの紙切れ同様になってしまう可能性もあります。

私は、いつも自分に言い聞かせています。「歯科技工士としての私の技術はまだまだ勉強して向上させる必要がある。そのうえで、他の技工士が未だ得ていない知識を私が得ることができれば、歯科技工士として新たなジャンルに活躍の場が開かれている。」と。52歳になった今でも、学び続ける理由はそこにあります。

Q. 卒業して何か変わりましたか?

卒業後は、様々な体験をしました。もちろん良いことばかりではありません。大学を卒業してある程度の社会人経験をしてきた私が、人生で初めて経験した壁にもぶつかりました。正直、年齢が高かったこともあり、歯科技工士として周囲に受け入れられるには、かなりの努力と忍耐を要したことは事実です。

ただ、この悔しく苦しい経験が、その後の私のデジタル技工という仕事に対する熱意となり原動力になったことも事実です。そして、デジタル技工を通じて新たに出会ったすばらしい先輩技工士やドクターから多くの学びを受け、その後も歯科技工士として意欲的に働く日々が続きました。

私はそのような尊敬できるすばらしい人たちと歯科技工士という職種を通じて出会えたことで人間的にも大きく成長できたことを心から実感しています。

また、行き詰ったときはクラスメイトや香川県歯科医療専門学校の先生方に都度相談にのっていただき、気持ちを前向きにさせていただけたことにとても感謝しています。

Q. 今現在どんな仕事をしていますか?

現在は、インビザライン・ジャパン株式会社というアメリカに本社を置く外資系のマウスピース型矯正装置のパイオニア企業で歯科技工士の資格を活かしたトレーナーの仕事をしています。

仕事内容は、インビザライン社が全国の歯科医院に向けて販売しているiTero(アイテロ)という口腔内光学印象機の使用方法ついて、ドクターやスタッフに直接または遠隔操作を駆使した間接的な指導を日々行っています。

歯科技工士ということもあり、ドクターやラボの技工士の方々からスキャンデータや補綴物製作について相談を受けることもあります。最近では、インプラントでiTeroを使ったスキャンボディデータを活用したいといったドクターからの要望が増えてきました。また、口腔内スキャンデータをもとに、患者様の口腔内が現在どのような状態かを共有するカウンセリング機能、スキャン後たったの数分でAIが患者様の矯正ゴールをイメージするiTeroにしかできないシミュレーション機能についても実機を通してアドバイスを差し上げています。

インビザライン社はインビザラインというマウスピース型矯正装置で世界シェアNo.1を誇るリーディングカンパニーです。インビザライン・マウスピース型矯正装置は、2023年10月現在、世界で累計1510万人を超える患者様にご利用いただいております。iTeroという特殊な口腔内光学印象機は今までのアナログ印象と違って口腔内カメラでデジタル化することによりマウスピースや補綴物などの製作を可能にしました。最先端のAIによるアルゴリズム技術をいち早く取り入れ、院内デジタルトランスフォーメーション化の一助を担う歯科業界のIT企業です。

歯科技工士になって今年で7年。その間、さまざまな紆余曲折はありましたが、すべては今のためにつながっていたことなのだと、現在の仕事を通じてやりがいを実感する毎日です。

Q. 社会人で入学を迷っている方に一言お願いします。

私が医療業界を選んだ理由、それは人間が健康でいるためには必要な分野だからです。その中でも「歯」は、「食事」という人間にとって必要不可欠な動作の入口となる大切な部分です。健康な歯であり続ける、これは本当に理想です。しかし、現実は健康な歯を老齢まで維持し続けることは大変難しく、多くの人たちが歯に関して何らかの悩みやトラブルを抱えているのが現状です。

歯科技工士は、国家資格であることはもちろん、すべての人が健康に生きていくために必要不可欠な技術職だと確信しています。年々減少する歯科技工士資格者数ですが、この先AIがどれだけ進化したとしても、最終的には知識経験のある「人の手」がないと完成し得ない多くの専門的技術を要する仕事、それが「歯科技工士」なのです。

もちろん、歯科技工士資格をとったからといって決して安泰な人生が約束されているわけではありません。それは、どの職種、どの資格であろうときっと同様のことがいえるでしょう。

みなさんが社会人としてもう一度資格を活かした仕事につきたい、そう思うのであればその資格に挑戦してみることは決して無駄なことではありません。ですが、挑戦したからには挑み続ける「覚悟」が必要だということを私は自分の経験からみなさんにお伝えしたいと思います。そして、その道を先導する諸先輩方を頼ること、それが何よりも大切です。聞いて聞いて理解するまで納得のいくまで恥ずかしがらずに聞くことです。そして周囲の人たちに心から感謝することを常に忘れないことです。

挑み続けたその先に、必ず納得のいく未来が待っていることを信じて、まずははじめの一歩を踏み出していかれることを心から祈っています。

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